感動的なライブだった。この日のアクトは、「お茶の間やアイドル・フリークのみならず、『ROCK IN JAPAN』『SUMMER SONIC』と立て続けに夏のロック・フェスまで入場規制の大熱狂に叩き込んできたPerfumeが当然のように踏んだ次なるステップ」でもなければ、「若いながら、長い下積みを経てようやく大成功を掴んだ3人の女の子の成功物語の帰結」という浪花節一辺倒なものでもなかった。
もちろん、「アイドルの方って普通、スコーンと武道館やってパーンと花を咲かせるものみたいですけど、私たちは何年もかかりました!」と冗談めかして言いながらフロアに向けて何度も「ありがとうございました!」と深々とお辞儀する3人の姿は、それだけでも感動的だった。が、「だからこの日のライブは最高だった」のではない。バキバキのテクノ・トラックに乗せて弾けんばかりに歓喜を振り撒きながら、2時間以上にわたって渾身の力で踊り倒す3人の姿――それこそが超高性能なエンターテインメントだ、ということが完全証明されたから、なのだと思う。
これだけはいいたくなかったけど、つまりは綺麗な「マッスルミュージカル」