福島県が放射線健康リスク管理アドバイザーとして招聘(へい)した、長崎大の山下俊一教授の話
長崎原爆のほか、旧ソ連のチェルノブイリの被曝者医療に20年携わってきた。その経験から、今回の事故による健康被害は、あまり心配していない。
避難対象を現場から半径20キロ以内、さらに30キロ以内を屋内待機とした国の判断は妥当だった。今後もさらに範囲を拡大する必要はない。このため、福島市からの避難を考えたり、首都圏に住む方が西日本に逃げるような行為は無意味だ。
なぜなら、テレビでおなじみになった「マイクロシーベルト」とか「ミリシーベルト」という単位の大気中の放射線量が、体内に取り込まれるのは、その数値の10分の1にすぎない。
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